令和元年度第2回ASIFスキルアップセミナー

2019年9月11日に、栄ガスビル(名古屋市中区)にて、令和元年度第2回スキルアップセミナーを開催致しました。スキルアップセミナーは、ASIF会員の若手技術者スキルアップを目的として、幅広い技術を習得して頂くためのセミナーです。

今回は、「変革する自動車業界における新たなプレイヤのご紹介」と題して、今後のモビリティ社会に向けた新たな取組みについて解説して頂きました。

セミナーへの参加者は、84名(うち非会員0名)でした。

セミナーの様子

「バス会社が変える今後のモビリティサービス」
講師:みなと観光バス(株) 代表取締役社長 松本浩之 氏

コミュニティバスを「地方自治体がまちづくりなど住民福祉の向上を図るため交通空白地域 ・不便地域の解消、高齢者等の外出促進、公共施設の利用促進を通じた『まち』の活性化等を目的として、自らが主体的に運行を確保するバス事業のこと」と定義し、過去に実施してきた様々な取り組みについて、マーケティングから独自ITシステム開発まで分かりやすく解説して頂きました。

講演資料 (4.9MB)
「モビリティサービスとまちづくりの今」
講師:(株)ケー・シー・エス 九州支社 技術顧問 浦正勝 氏

モビリティサービスの現状を俯瞰した後、国内外のMaaS(Mobility as a Services)の動向と普及への課題を整理して解説して頂きました。モビリティサービスは、まちづくりと一体で考える必要があること、また海外と国内では公共交通制度に違いがあることなどを指摘され、国内でのさらなる普及を目指して設立された一般社団法人EMoBIA(Everyone's Mobility by ITS Association)をご紹介頂きました。

講演資料 (10.9MB)