平成27年度第2回応用技術セミナー

2015年9月10日に、名古屋市工業研究所(愛知県名古屋市熱田区)にて、平成27年度第2回応用技術セミナーを開催致しました。

今回のセミナーは、「システム障害未然防止のための体験型ワークショップセミナー」と題し、(独)情報処理推進機構技術本部ソフトウェア高信頼化センター(IPA/SEC)が発行した「情報処理システム高信頼化教訓集」をベースに、障害から根本原因の深堀りを行って再発防止策を立案し、さらに未然防止の教訓を得るという一連のプロセスを体験するワークショップを開催して頂きました。

セミナーへの参加者は、22名(内非会員1名)でした。

セミナーの様子

「失敗事例に学ぶ」
講師:(独)情報処理推進機構 技術本部ソフトウェア高信頼化センター 調査役 三原幸博 氏
ソフトウェア高信頼化センター(IPA/SEC)が取りまとめた「情報処理システム高信頼化教訓集」に基づいて、障害に基づく教訓を共有することで信頼性の向上を目指す取組みについて紹介して頂きました。特に、製品・制御システムのトラブルの原因分析、対策立案、教訓化のためのアプローチ方法を詳細に解説して頂きました。
講演資料は非公開です。
「障害事例の分析から再発防止・未然防止策を作成」
講師:(独)情報処理推進機構 技術本部ソフトウェア高信頼化センター 調査役 三原幸博 氏、
調査役 石田茂 氏、研究員 松田充弘 氏
前出の講義で解説したアプローチに基づいて、障害事例の原因分析、トラブルの未然防止・再発防止策の検討を実際に体験するグループ演習を実施しました。チームごとに検討、発表を繰り返し、全体で情報を共有することの意義を体験できました。
講演資料は非公開です。