平成22年度第1回応用技術セミナー

2011年1月18日に、愛知県産業労働センター(名古屋市中村区)にて、平成22年度第1回応用技術セミナーを開催致しました。

本セミナーでは、組込みソフトウェア向けの開発プロセスを整備した『開発プロセスガイド「ESPR」』を使って、組込みソフトウェア開発プロセスの組み立て方の手法を習得したいと考えているプロジェクトマネージャの方を対象に、講義と演習を行います。

今回は、25名(会員24名、非会員1名)の方々にご参加頂きました。

セミナーの様子

【講義】ESPR:「組込みソフトウェア向け開発プロセスガイド」
講師:(独)情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター
専門委員 村松 明男 氏
研究員 松田 充弘 氏
前半の講義では、(独)情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センター(IPA SEC)が無償配布している組込みシステム開発技術リファレンスESxRシリーズの全体概要から始まり、開発プロセスガイドであるESPRについて、目的、コンセプト、構成について詳細に解説頂きました。さらに、実際の開発現場に、ESPRを適用する際の注意点について説明頂きました。
後半は、グループ演習の形で、ESPRを参照しながら演習例題に対して意見を交換し、開発プロセスの組み立て方の手法について理解を深めていきました。
異なる企業に所属する参加者の方々が、活発な議論、意見交換を通じて、開発プロセスを組み立てることで、実際の開発現場に生かせる知見が数多く得られました。